9月11日二百二十日

暦には五節句や二十四節気や七十二候などいろいろと季節の移り変わりを伝える行事や言葉があります。これらはもともと中国から伝わってきたものですが、雑節とよばれるものは日本独自の農作業に深く関わる暦です。

節分、春と秋のお彼岸や社日、八十八夜、入梅、半夏生、春夏秋冬の土用、それから二百十日に二百二十日(にひゃくはつか)が雑節にあたります。

農作物に影響をあたえる三大厄日は、八朔(旧暦8/1)、二百十日、二百二十日です。9月といえばやはり台風のハイシーズン。今日の天気図をみてみると台風第18号がフィリピンの東あたりをウロウロしています。今年は7月にたくさん台風が発生しましたから、そろそろご遠慮いただきたいものです。

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9月9日菊の節句

節句は江戸時代に五節句と制定され、1月7日人日の節句(七草の節句)、3月3日上巳の節句(桃の節句)、5月5日端午の節句(菖蒲の節句)、7月7日七夕の節句(笹の節句)、そして本日9月9日は重陽の節句(菊の節句)となります。

中国の陰陽暦で奇数は陽の数。9月9日はそのいちばん大きい九がふたつ重なるので重陽と呼ばれます。気がつけば、菊の花の見頃の季節。平安時代にも菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んでいたのだとか。月見酒ならぬ菊見酒もいいものです。

9月7日白露

白露とよぶにふさわしいお天気続きです。初候は草露白し、朝夕めっきり涼しさが増してきました。

先日、秋の日本酒試飲会に参加してこれからの季節に仕入れて行くお酒を吟味してまいりました。秋に旬を迎える「ひやおろし」の季節到来です。夏を乗り越え熟成されて旨味が向上した秋上がりと味覚の秋にふさわしい食材との組み合わせがいまから楽しみです。

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8月15日藪入り

関東ですとお盆と言えば 新暦の7月ですが、旧暦の7月15日は8月のほうがお盆らしく感じます。(旧暦のお盆は今年は9月5日にあたります)

「盆と正月が一緒に来たような」という表現が、とても忙しいときの例えに使われますが、うれしいこと、吉事の重なることにも用います。江戸時代、住み込みで働く奉公人の「藪入り」が 1月と 7月。このお休みには実家に帰ることがゆるされたのです。お休みは年にこの二日間しかないのですから、とても嬉しいことに違いないでしょう。勤勉な気質の日本人はこうやってじっくりと培われてきたのかも知れません。

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七十二候では寒蝉鳴(ひぐらしなく)。能登での夕暮れでカナカナカナと鳴く声を聞きました。夏の終わりも近づいているのを感じます。なお能登の食材は限りがございますのでぜひ足をお運びいただければと存じます。

8月7日立秋

残書お見舞い申し上げます。暦の上では秋ですが、まだまだ夏真っ盛りです。そんななか台風が列島横断していくようです。外出はくれぐれもお気をつけください。

二十四節気でいうところの立秋の初候は『涼風至』。この台風では涼しい風とはいきませんし、台風一過でまたうだるような暑さが待ち構えているのではないでしょうか。それでも暑さもあともうひと息。暑い日に飲むビールや冷やしたワイン、日本酒を飲むのに良い季節をO84でお楽しみいただければと思います。

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自家製梅酒はただいま漬け込み中ですので、ミネラルたっぷりの塩うめ酒をご用意しています。

7月7日小暑

暦の上では小暑となりました。すでに蒸し暑い日が続いてますがここから本格的に暑さも増していきます。そして今日は七夕。お客様に書いていただいたお願い事の短冊は清めの儀式をしてお焚き上げいたしました。

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七夕の由来は神様のために着物を織る・棚機(たなばた)から来ているんだとか。星空にいらっしゃるのは織女星と牽牛星。あの2人はどうして離ればなれになったのかといえば、働き者だった2人が夫婦になってからは仲が良すぎてすっかり怠け者になってしまったので天の帝が怒って、天の川を隔てふたりを引き離した、というのが七夕伝説です。

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七夕飾りには山梨の地域に伝わる「おるすいさん」を下げていました。その名の通りお留守をまもる泥棒除けの御守りになります。

7月5日夏の風物詩

日々、開店に向け、蚊取り線香に火をつけます。084の玄関ででひっそりと蚊の番をしている蚊遣豚です。電気式では感じられませんが、蚊取り線香の香りが漂うとまさしく夏が来た、という気分になるのは昭和の人ということでしょうか。

蚊遣り

しかしなぜ豚なんでしょう。新宿歴史博物館には内藤新宿で発掘された江戸時代の豚形蚊遣りが所蔵されています。当時は蚊除けに萱(かや)などを焚く大きなものだったようですが、それから蚊除けには豚が踏襲されたのでしょう。

6月29日かまど神

先日、愛宕神社のほおずき市に行った際にいただいた竈三柱大神のお札。末永く台所が賑わい、家が繁盛し続けていくようにお祀りするものです。竈の神様

三柱の1本が火の神様、2本が竈(かまど)の神様、なのだそうです。お台所を司る神様ですが荒神様とも呼ばれます。滋賀県の彦根には荒神山神社があり、三柱である火産霊神(ほむすびのかみ)と奥津日子神(おきつひこのかみ)と奥津比売神(おきつひめのかみ)が奉られています。

夏越祓いを済ませればもう7月。梅雨明けまではもうしばらくですが、朝顔市に七夕、四万六千日(しまんろくせんにち)のほおずき市など行事が目白押し。

6月27日盃

本日おしながき更新しました。

日本酒は愛宕の松と伯楽星から秋田の「刈穂ホワイトラベル」、千葉の「夏の福祝」が入荷しました。

昨年秋の開店から八ヶ月をむかえました。はじめてひとりでご来店くれたかた、連日顔をだしてくれたかた、遠方からいらしてくれるかた、もう飲めないけどあともう一軒と足を運んでくれたかた、日々さまざまなお客様との出会いがあります。昨晩、最後のお客様は送別会帰りでしたが、別れとは新たな門出を祝うことなのだと、しみじみと一緒に盃を交わしたのでした。

錫の酒器

 

6月24日ほおずき市

出世の石段で有名な愛宕神社のほおずき市に行ってきました。今日は千日詣りでなんと千日分の御利益がある日。まずは本殿の茅の輪をくぐってお詣りし境内で売られているほおずきを購入した人はもれなく本殿奥の社殿内でお祓いをしてもらえました。こちらの神社は火伏せの神ですので竈神(かまどがみ)鎮火札もいただいてきました。ほおずき市まだ実が青いほおずきを買いました。