7月7日小暑

暦の上では小暑となりました。すでに蒸し暑い日が続いてますがここから本格的に暑さも増していきます。そして今日は七夕。お客様に書いていただいたお願い事の短冊は清めの儀式をしてお焚き上げいたしました。

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七夕の由来は神様のために着物を織る・棚機(たなばた)から来ているんだとか。星空にいらっしゃるのは織女星と牽牛星。あの2人はどうして離ればなれになったのかといえば、働き者だった2人が夫婦になってからは仲が良すぎてすっかり怠け者になってしまったので天の帝が怒って、天の川を隔てふたりを引き離した、というのが七夕伝説です。

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七夕飾りには山梨の地域に伝わる「おるすいさん」を下げていました。その名の通りお留守をまもる泥棒除けの御守りになります。

7月5日夏の風物詩

日々、開店に向け、蚊取り線香に火をつけます。084の玄関ででひっそりと蚊の番をしている蚊遣豚です。電気式では感じられませんが、蚊取り線香の香りが漂うとまさしく夏が来た、という気分になるのは昭和の人ということでしょうか。

蚊遣り

しかしなぜ豚なんでしょう。新宿歴史博物館には内藤新宿で発掘された江戸時代の豚形蚊遣りが所蔵されています。当時は蚊除けに萱(かや)などを焚く大きなものだったようですが、それから蚊除けには豚が踏襲されたのでしょう。

6月29日かまど神

先日、愛宕神社のほおずき市に行った際にいただいた竈三柱大神のお札。末永く台所が賑わい、家が繁盛し続けていくようにお祀りするものです。竈の神様

三柱の1本が火の神様、2本が竈(かまど)の神様、なのだそうです。お台所を司る神様ですが荒神様とも呼ばれます。滋賀県の彦根には荒神山神社があり、三柱である火産霊神(ほむすびのかみ)と奥津日子神(おきつひこのかみ)と奥津比売神(おきつひめのかみ)が奉られています。

夏越祓いを済ませればもう7月。梅雨明けまではもうしばらくですが、朝顔市に七夕、四万六千日(しまんろくせんにち)のほおずき市など行事が目白押し。

6月27日盃

本日おしながき更新しました。

日本酒は愛宕の松と伯楽星から秋田の「刈穂ホワイトラベル」、千葉の「夏の福祝」が入荷しました。

昨年秋の開店から八ヶ月をむかえました。はじめてひとりでご来店くれたかた、連日顔をだしてくれたかた、遠方からいらしてくれるかた、もう飲めないけどあともう一軒と足を運んでくれたかた、日々さまざまなお客様との出会いがあります。昨晩、最後のお客様は送別会帰りでしたが、別れとは新たな門出を祝うことなのだと、しみじみと一緒に盃を交わしたのでした。

錫の酒器

 

6月23日漢詩

清風徐來水波不興

先日、084のお皿をみたとあるお客様から教えていただきました。この漢詩は中国の詩人・蘇軾(そしょく)の書いた赤壁賦(せきへきのふ)の中の一説なのだそうです。「清風徐来 水波不興」(せいふうおもむろにきたりて、すいはおこらず)〜清い風がゆったりと吹き 水面には波は立たず、といった意です。

いろいろ調べていくうちに、このあとには「挙酒属客 誦明月之 詩歌窈窕之章」という詩が続きます。〜 酒を客にすすめ、明月の詩を詠み、窈窕の章を歌う と、まるで084にぴったりなお皿ではなかろうかと驚きました。

1036年生まれの蘇軾さん、中華料理で有名な豚の角煮・東坡肉(トンポーロウ)の考案者なのだとか。さらに驚き。

6月13日紫陽花守り

梅雨入りしたというのに雨が降らない日々でしたが今日はようやく御苑も雨が降りました。雨は自転車通勤には苦手なものですが、雨が降ることによって木々や土の香りが芳しく、心穏やかで気持ちが静まるのもよいものです。植物にとっての恵みの雨を一緒に喜べるくらいの気分でいたいものです。

紫陽花

6月は夏越祓(なごしのはらえ)の月ですので、邪気払いに紫陽花の花で魔除け・金運の花守りをつくりました。紫陽花の花に日付と願い事と名前を書いた紙をくくりつけ、それを和紙などで包み紅白の水引で結んで軒先に吊します。

6月11日金継ぎ

先月、お皿の欠けにおこなった金継ぎの作業、刻苧漆がしっかり乾いたようなので錆漆の工程にはいりました。
刻苧漆はお米と生漆でつくるパテのようなものです。カッターと砥石で整形したあと、継ぎ目をさらに固める錆漆の作業は砥粉と生漆と水でペースト状にした漆を埋め込みます。

そしてまたしばらく室(段ボール箱に濡れ布巾)にいれて乾燥させます。

結構欠けた皿をため込んだので、作業後半にはペーストが乾いてきてしまうのが難でした。

6月5日芒種

暦の上では芒種(ぼうしゅ)となりました。

麦や米にみられるとげのような突起=芒(のぎ)をもった植物のタネを蒔く時期です。

084で麦と言えば、ビールのヱビスマイスター、麦焼酎べいすんやいいちこ、デュラムセモリナ粉をつかったカッペリーニのざるそば。米と言えば、もちろん各種日本酒や焼おむすびなどございます。糖質を制限されているかたもいらっしゃると思いますが、お酒も炭水化物もバランス良く適度な摂取をおすすめいたします。

6月1日水無月

5月皐月から6月水無月のおしながきに更新新しました。

本ししゃもが入荷しました。目光の一夜干しもまだございます。

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一年も六番目の月、日に日に蒸し暑い気候になってまいりました。新暦ですと梅雨入りする月ですから、水があるのに水無月(みなづき)というのはしっくり来なかったのですが、旧暦でいうところの6月1日は、新暦の7月23日にあたります(2017年の場合です)。なるほど旧暦の6月はまさしく水が無い月と呼ぶにふさわしい季節だったことでしょう。

5月30日端午

新暦ですと5月5日、旧暦ですと今年は5月30日が端午の節供となります。邪気祓いには菖蒲湯にはいったり、邪気を祓うまじないの薬玉をぶら下げたりします。

菊やドクダミ、ヨモギなどで薬玉をつくってきました。(監修:広田千悦子先生)

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こどもの日=端午の節句ですが爽やかな5月5日よりも日差しが強く、湿気が強くなってくる今の時期の方が悪気が出てくると考える旧暦の方が端午らしい気がします。